皆様1人1人それぞれ身体の資質や条件、体格または性格も違います。上達のスピードも様々。そして成長過程において体格だけでなく内面にも大きな変化が現れます。大人の方においては常に同じ身体の調子でない場合がほとんどです。そのタイミングを見逃さずに明確な指導をする。時期や体調によっては無理はさせない。など判断が重要です。1人1人と真摯に向合いちょっとした変化を見逃さないよう心掛けて指導にあたります。大人の方にはそれぞれの体調にあったアドバイスをするようにしています。またレッスン以外のコミュニケーションを大事にし、心の変化にも対応できるように心がけております。

楽しく基礎に忠実なレッスン

クラシックバレエには厳格なるポジションがあり、それを忠実に行う事が重要です。基礎を身に着けておかなければ将来の上達は難しいものとなってしまいます。知識はもちろん、身体が覚えるまでしっかり反復しなければなりません。しかし楽しくなければレッスンは続きません。当スクールの考える楽しさとは課題をクリアできた時の達成感、喜びにあると考えます。その喜びがバレエを楽しい!と感じもっと上手になりたい!という意欲の向上に繋がるのです。各クラス毎に理解しやすく丁寧にしっかりと基礎を教えます。時には人体の標本や教材を使用し、身体の仕組みを教え、頭で理解するようにしています。イメージができると身体の動きにはわかりやすい変化があります。そして少し難しい課題を与えて出来た時の達成感を味わってもらいます。

情操教育としてのバレエ、心と身体、頭のトレーニング

「心技体」という言葉がありますが何事にもバランスが必要です。バレエに限らず物事を極めるにはバランスが重要になってきます。そして効率良くレッスンするには頭を使う事も重要です。またレッスン内容だけでなくレッスンする為の心構え、姿勢、周りとの調和。バレエ続ける為にはこれらの事を学ぶ事も必要です。レッスンは挨拶する事から始まり、先生の話をしっかり聞く事を覚え、時には自分の意思をはっきり伝える事を学びます。レッスンする為必要なトレーニングに合わせ「なぜそうしなければならないのか」「なぜそうなるのか」具体的に説明し、自分の頭を使って考える事もします。身体のメカニズムを理解する事によって知らずの動くよりも早い上達が見込めます。発表会などのイベントでは年下の子の面倒をみて、お姉さんをお手本にする。レッスンが終われば皆が楽しく自然にコミュニケーションをとっています。